おじさんの小さな日常 4月分
 

 
   

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2008-05-01 Sinkin’Soon

   

           

     

 なんだかなぁ・・・


 

 まったくため息がでちゃうね。この国は一体どうなっちまうんだろうか。ちょっと大げさかなぁ。


 

 いえね、5月1日からのガソリン値上げでね、ぼくはずいぶんとお人よしだっていうことをあらためて認識したわけなのです。

 先月の初めに、一日の日に、ぼくはけっこう捜しましたよ。その4月1日から安くなっているスタンドを見つけるのにね。ところがどうですか、きょうのスタンドは、どこもかしこもぜーんぶ一斉値上げ。

 その一ヶ月前にはですよ、それこそ3・4日してから渋々値下げしていたスタンド連中が、ここぞとばかしにいっせいに値上げなんだからね。恥ずかしくないんかね、まったく。

 いったいあんときの言い訳はどうなったの。たしかあんたらは、在庫がハケルマデハ・・・とかナントカ、言ってたじゃないの。違う?

 それがさ、今回はいっせいに値上げ。あのさぁ、何回も言うけどね、今回は在庫はどうなったんだい。あんときはあんとき、今回は儲かるのでさっさと値上げ。ええぇー、ずいぶんとさぁ、自分勝手だよね。

 えとね、おじさん達は見てますよ!でもっておじさん達は執念深いですからね。そういったなんともキチンとしていないスタンドでは絶対に給油はしませんよ。でもってアッチコッチでそういう不埒(フラチと読む)なスタンドがあることを、言いふらしますよ。

 ぼくは心底おもうね。国家の基本的な部分が少しおかしくなっていることをね。

 こういった腐れスタンドオーナーが多いということを、そういうことを平気でできる大人が大多数を占めるということを、じつはね、ぼくはいまのいままで、我が大日本帝国ではありえないとおもっていたんだ。

 だからさ、けっきょくはぼくが、ほんとうのお人よしだったと・・・いうことなんだろうね。




 

 大人(オトナ)



 

 なりたいとずっと思っていた

 なれば正しいことがいっぱいできる

 なれば貧しい人にやさしくできる

 なればいつも他の人のことを考えられる

 なれば好きな人と仲良く暮らせる

 なれば・・・どこにいるの 大人

           深津 勝

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501

2008-04-30 独りで

             
 

 失敗をしたな。そう思いました。


 

じつはあることでね、ぼくはある人たちにたいして、ぼくへの電話による連絡手段を断わったのです。絶対しないでくれってね。


 

どうしても電話だと、ぼくみたいに精神の奥底がとんでもなく優しいと・・・とにかく優しいとね、そこそこ妥協してしまうことがあるからです。ダラシナイのです。


 

なもんだからしょっちゅう便りがやってきます。ハガキあり封書あり、なもんで一気に郵便箱が忙しくなりましたよ。日に2回も郵便配達人がやってくる、佐川がやってくる、クロネコがやってくると大騒ぎです。


 

そうそう留守用の貨物入れを作ろうかと、いま真剣に考えてます。これは封書だのハガキだのと関係ないけどね。


 

あのぼくは仕事柄、けっこう荷を受け取ることが多いのです。でもってカミさんも仕事をしているのでね、だからたいていの昼間(午前中)は、獰猛犬の噛み付きケンタクンがいるだけなのです。


 

 さてと、話を戻すとね、そのハガキ・封書・メール便攻撃がね、これがねぇ、けっこうきついんだな。声の伝達であればさ、矛盾してるけど、やはりまだ顔をうかがうことができるのからね。


 

でも思いを言葉に置き換えることは、昔から言われてることだけど難しいんだね。どうしても思いだけが飛び出てしまう。思いだけが言葉になっちゃう。だからキツイ。


 

毎日の、複数の人々からの封書に囲まれながら、なんだかとても一人ぼっちになります。




 

孤独


 

知ってるかなぁ ほんとの痛みを


 

味わったことがある? ほんとの痛みを


 

ないのかぁ しょうがねぇなぁ


 

そんじゃあ、まだ半人前だ


 

あのね ほんものはね 声になんかでやしない


 

なみだなんかとんでもなく贅沢なんだ


 

でね そいつらは固まってやってくる


 

覚悟したほうがいいよ

 

           深津 勝

 

 

 

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2008-04-28  

          
 

 住まいの近くに野火止用水が流れています。その昔(江戸時代初期)に、老中でもあった松平伊豆守信綱によって玉川上水から分水して引きこまれた用水です。


 

 もう少し細かく説明すると、現在の東京都小平市から平林寺(松平家菩提寺)を経て、埼玉志木市の新河岸川に至る用水なのです。その時代は生活用水でもあり農業用水でもありました。


 

 でもねぇ、ぼくがこの地に越してきた当時はドブネズミの巣でしたよね。それでもいまは整備がなされて、一部暗渠になったりしましたけど、鯉のすむ清流・・・とまではなかなか言えないけど、それでもきれいになりました。


 

 でね、なんだかいつもアッチコッチで何かをじっと見続けているようで恥ずかしいんだけど、きょうも散歩がてらじっと、その用水を、流れを見続けていました。ケンタクンに先を促されるまでね。


 

 まるでおかしなおじさんです。でもじっさいおかしなおじさんには違いないので、なので、そう思われても気にはなりません。ぼくはね、留まることのない川の流れや、焚き火の炎、浜辺の打ち寄せる波、そして一片の雪景色など、とにかくそういった景色を見続けるのが好きです。


 

 見た目には変化のない、変化の少ない、留まった景色がすきなのです。でもほんとは違うのでね、それはうんと時を感じさせるのです。ぼくにはね。


 

 そんなときなにを考えているかわかりますか。たいていはね、小さいころのことを思い出しているのです。でもってたいていはね、それらに音楽がくっついて流れています。それからなぜか気が立っています。まぁ、気が立っているのはいつもですけどね。


 

 だから野火止用水の近くにお住まいの方々、そんなおじさんや獰猛犬を見かけたら、決してに声をかけたりしないでくださいね。決してテープを投げたりおひねりを投げたりしないでくださいね、たぶん噛み付きます。


 

 時



 

 どうしたって止められない

 だったらいっそのことのっちまいな

 のっちまえばしめたもんさ

 しっかりとつかまってしっかりとひっついて

 特急券は買わないほうがいいな

 普通車が一番だよ

 なぜって・・・

 きっと大きくなればわかるさ

            

            深津 勝

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2008-04-27 Oh Carol

          
 

 Oh Carol Iam but a fool

Darling I love you Though you treat me Cruel

You hurt me And you make me cry

But if you leave me I will surely die

Darling there will Nwver be another

'Cause I love you so Dnn't ever leave me

Say you'll never go I will always want you

For my sweetheart No matter what you do

Oh... Carol I'm so in love with you

+++++++++++++++++++++

Oh Carol Iam but a fool

Darling I love you Though you treat me Cruel

You hurt me And you make me cry

But if you leave me I will surely die

+++++++++++++++++++++

Darling there will Nwver be another

'Cause I love you so Don't ever leave me

Say you'll never go I will always want you

For my sweetheart No matter what you do

Oh... Carol I'm so in love with you


 

 ・・・ ため息が出ちまうなぁ、まったく。皆さんはどうですかね。ぼくには刺さりますね。

 いえね、なにも昔はうんとモテて、そんでもってうんとこさ女の子を泣かしたって、反対かぁ・・・とにかくそこいらの話じゃないんですよ。ただね、こんなぼくにも、ちょっと刺さる過去があったって言う話しです。


 

 

 記念日




 

 ひまわりの切花が玄関で息をしている

 飾られて、束ねられて、でも息をしている

 その大きな目玉は、じっとぼくを見つめる

 ぼくは嘘をつかなかったよね。そう問いかけてみた

 はじめてキミとあった日 ひまわりの話をしたっけ

 キミもひまわりが好きなの・・・





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2008-04-25

          

 

 弾むような文章が好きですね。ピョンピョン飛び跳ねて、スキップして、ブンブンと書き綴ってみたい。そんなふうに願っています。だからバカな筋道はとっても貴重。それこそが音楽で詩なのだ!と、そんな風にぼくのアホな脳みそは信じこんでいます。


 

 さてと、今日は昼休みに、武蔵野線高架下の空き地でね、いつものようにボーットしていました。でもってあぁでもない、こうでもないと、意味もなく頭を回転させてました。


 

 でね、なんと本日の思索はじつに深いのです。なにしろ久しぶりにキチンと朝から額に汗して仕事をしましたから。身体を動かして汗をかいて、空なんかを見上げて、カラスと会話などしてましたからね、だから調子よく深いのです。


 

 アァたねぇ、そうなりゃもうさ、キチンとした大人関係はどっかへいっちまいますよ。なにせカラスと会話ですよ。えとね、ぼくはなんとカラス語がようやくだけど最近わかりかけてきたのです。すごいでしょう。それでも動詞の活用までが限界ですね。形容詞等の修飾語方面はまだまだです。だからつまり幼子のヨチヨチ会話程度です。


 

 さてと、話をもとに強引に戻すと、今日のじつに深い思索のテーマは、このぼくに似合う音楽は何か!そこいらを解明したい!すぐ解りたい!とにかく決定したい!って感じのものでした。


 

 しかしながらけっきょく、ぼくみたいに精神がいつもいつでもアッチコッチで転んだり爆発したり寝転んでいると、それはやはりそうカンタンには決められない!そういう結論でした。ザンネーン。


 

 午後の少し手前で、ぼくはしばらく武蔵野線の線路を眺めていました。じっとね。すこしばかり奇妙な人と思われたかもしれません。でもね、そのときぼくの見ている対象は、ものではなかったのです。景色でもありませんでした。じつはね、そこにないものなんです。気取って言うとそれはひとつの想いです。・・・言ってる自分でもよくわかんない、どうでもいいか。


 

 

 ナイフ



 

 このナイフ、どうしたらいいでしょう

 ねぇ、もうずいぶん長い間研ぎましたよ

 このナイフは、いつぼくに刺さったんですか

 ふとした弾みですか

 言葉にかえることはできますか

 ほんとは捨てたいのです。

             深津 勝

 

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2008-04-24

 

 少し首をかしげています。なにかっていうと、じつはぼくの朝の起き方についてのことなんです。最近はね、もっぱら、朝起き出すのにそれこそ床からウダウダノソノソなんて表現がぴったりなぐらい、とにかくだらしない起きかたをするのが日課なのです。えっ、それがどうかしたのかって?


 

いえね、べつにそれほど意味はないのです。ただ思うに、ぼくが小さいじぶんはね、目が覚めればパッと飛び起きたような、そんな気がするのです。うっすらだけどそんな記憶があるんだね。だから最近の起きかたがちょっと気になっただけです。


 

まあ、とにかくどうでもいいようなことばかり気になる毎日なのです。


 

ぼくは起きると、何を隠そう3階の屋根裏部屋にいつも直行です・・・べつに隠さなくてもいいね。


 

でね、机の前の小さな窓を開けます。この小さな窓から見える、目の前に広がる空き地を眺めるのが気持ちよくてね、たまにだけど、うんと早起きしてしまって、まだ薄暗いのに、それでも眺めています。アホですね。


 

空が明るくなり始めると、鳥の声が聞こえてきます。連中は早起きですね。ときどき住まいの前の電線に鳩のツガイがやってきます。そんでもって彼らはぼくが置いてある水がめで水を飲みます。


 

鳩のかたわれが、オスかメスかわかりませんが、電線に残ってあたりを警戒しています。目がきつくなっています。そういう風に見えます。でね、いつも思うのだけど、その警戒を怠らないもうかたっぽの鳩は、いつも水を飲みません。カワリバンコに飲めばいいのにね。のどが渇かないのかなぁ。


 

朝っぱらからそんなさまを眺めていて、アホなぼくはニコニコしています。そんな朝と青い空が好きです。大好きです。



 

sora



 

   ながいあいだ空をさがしていたようだ

   そこにはどんな空があるのだろうとね

   空は平等だね

   もっとたくさん旅に出たいな

   いろんな空がみれるからね

   空は平等だね

          深津 勝 

 

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2008-04-17 妄想

         
 

 昨日は狂犬病の注射の日でした。住まいの近くの公民館でやってきましたよ、チックンとね。


 

あのね、これはちっとも自慢にはならないのですが、わがやの愛犬ケンタクンは人嫌いで犬嫌いで猫嫌いなのです。でもってぼくは人嫌いで犬好きで猫好きです。とくに関係はありません。


 

 大型犬のケンタクンは白い服を着た人も嫌いです。だから保健所関係は苦手なのです。必殺注射人である白服軍団が遠くに見えたころから彼は構えていましたね。戦闘モードです。


 

 ふと思いました。このまま持っている綱を離したら、あの白服軍団の何人が生き残れるだろうかと・・・

ちょっと大げさだな。それでも白服の連中の一人として、怪我なく昼の昼食を楽しく愉快にとることのできる人はいないことでしょう。


 

 そんな妄想を楽しみ(人でなしと罵られそうですね)ながら、ぼくは必死にケンタクンを抑えていました。順番を待つことが大嫌いで、自分より先に誰かが歩いたり走ったり食べたりすることも嫌いで、唸ることが大好きで・・・


 

 書いているうちに気がつきました。そう動物は、その性格は、普段一緒にいるものに近くなるっていうことをね。ていうことは早い話、つまり、ぼくがそこいらの基だってことだね。笑っちゃうね。





 

異国

異国にあこがれる少年

異国にあこがれる青年

異国にあこがれる時代

異国はどこにいったのだろう

異国が見当たらない老年

 

 

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2008-04-16 お礼

 

           
 

 ちょっと前のことだけど、ネットで話題になっていたことがあります。それは「お礼」についてでした。どんなことかと言うと、たとえばファミリーレストランなどでね、コーヒーのおかわりのサービスを受けたときなどに、ぼくなんかは普通に「ありがとう」と言葉がでます。


 

 めずらしく普通のぼくがそこにいます。でもね、その「ありがとう」に反発する若者が増えているらしいのです。


 

 もっともぼくが普通ってことは、世間では普通ではない!なんていう声がアッチコッチから聞こえそうだけどね、そこいらはまぁ横において、とにかくぼくでも普通に出る言葉なのですね。


 

 でね、ここからがなんとも妙なんだけど・・・つまりぼくみたいな団塊世代の端くれの、その「ありがとう」を言うものが、もうずいぶんと少なくなっていた世代でも、まぁまぁそこいらは普通に聞こえるのです。そういう風に礼をいうことがそれほど奇妙ではないということです。


 

 ところが、ここからがなんともびっくり、そのネットで沸騰していた話題では、給仕するほうの側、つまり若い兄ちゃんだの姉ちゃんだのは、その言葉に不愉快な感を受けるとのことです・・・


 

 えーといま言ったことがそもそもわからないという人々もいることは承知します。だからとにかく最後まで読んでくださいね。フゥ。


 

 あのね、知らない人から「ありがとう」なんて言われると「むかつく」のだそうです。ぼくはこれを聞いて最初はふざけているのかと思いましたね。でも冗談ではありませんでした。


 

 えーとですよ、キミらはいったいなんのお仕事をしているんでしょう。キミらはなんでサービスに対してのお礼を拒否・不快感を持つのでしょう。キミらのその感性はいったいどこで形成されたのでしょう。キミらはほんとうに、そのような感性に対して、小指の先ほどの・・・


 

 無駄かもしれないね。

 ぼくはね、いまの日本社会のあり方について大いなる疑問を持つものです。国のあり方を変えたいとも思っています。でもね、それでもとてもメタな部分では、つまり人間社会の蓄積された大いなる知恵については、そのもとにひれ伏します。


 

 簡単に言えばこういうことです。自分頭の中の、精神の中の、内なる、ここが大事ナポイントです。その自己の内なる「神」の存在を信じるということです。ちょっと飛躍しすぎかぁ。

 まぁいいや、とにかくそれは誰かが自分の言いように解釈して作った神仏とは違います。自分たちの都合のよいように解釈し、それでもって政治にまで介入する神仏とは断じて違いますよ、そこいらは注意してくださいね。


 

 そのぼくが、やはり奇妙に思うのです。どうしても理解できません。ぼくはときどきレストランで一人で食事をします。コンビニで弁当を買うより安上がりだからです。でもね、なんだか最近はちょっと複雑な気がします。「ありがとうが」いままでのように普通に言えなくなってしまいました。


 

 もちろん言いますよ。でもなんだか相手の顔色をうかがっているぼくがそこにいるのです。とんでもなく残念です。それでもね、今日みたいに天気がよく、小鳥がうるさいくらいさえずり。飼い犬が気持ちよく日向ぼっこなどをしている朝は「ありがとう」と普通に言います。お天道様に向ってね。





 

 ありがとう


 

 まいにち言える今日をよろこぼう

 明日の生を気にするこななどない今日を

 音におびえないで暮らせる今日を

 お腹を空かせて街をうろつくことがない今日を

 敵を殺さないで暮らせる今日を

              深津 勝

 

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2008-04-15 学ぶこと

 

           

 しばらくスポーツと呼べるものを楽しんでいないことに気がついた。みなさんはどうなのでしょうね。ぼくは小学生のころ野球をけっこうやりましたよ。チームを作ってね。


 

 もちろんチーム作りは、ぼくよりも少し上の、近所のお蕎麦屋さんの広ちゃん(仮名)が全部やってくれたのです。ぼくらにはそこいらの知恵がなかったのでね。


 

 当時たぶん中学生だった広ちゃんは、チームの帽子を揃えて、バッチを作ってくれました。そうそう。ぼくらのチームの名前は「ブルーエンジェル」由来はけんとうもつきません。ハハハ。


 

 試合はもっぱら大人、たぶん中学生か高校生で、ぼくら小学生からみるとじゅうぶん大人である彼らとは、それこそイッパシの戦いを繰り広げたのです。ほんとです。


 

 なにしろぼくらのチームにはスコアラーの広ちゃんがいて、各自の成績は集計され試合の前に注意を受けたり、打席に立つ前にアドバイスされたり、それはもういま考えると本格的でスゴカッタノデス。


 

 当時のぼくは5番でライトを守っていました。アベレージはだいたい2割5分前後だったのを覚えています。広ちゃんは監督でもありスコアラーでもあり、そしてマネージャーでもありました。月に2・3回の試合も、ぜんぶ広ちゃんが組んでくれたのです。


 

 広ちゃんはとんでもなくイロイロなことを知っていました。ぼくは尊敬をしていましたね。プロレス関係ならルーテーズ(プロレスラー)の生まれた場所まで知っていました。力道山豊登お相撲さん)がなぜレスラーになったのかも教えてくれました。


 

 幼いだけに、そのあたりの真実(そう思って聞いていました)はたいへん悲しいもので、ぼくのその方面の考え方を決定付けてくれたものです。


 

 イロイロなことを教えてもらい、遊んでもらい、楽しませてくれた広ちゃんは、じつは学校に行っていませんでした。ぼくが中学生になってわかったことです。不登校です。


 

 友達が一人抜け二人抜けチームが成り立たなくなったころ、ぼくらをみても広ちゃんは声をかけてくれなくなりました。でも毎日会うのです。ぼくはだいぶ悲しい思いをしました。ぼくに言わせると、大人がみんなで、純真な子供に、汚い言葉で広ちゃんと遊ぶことをやめさせたのです。ウンコみたいな連中です。


 

 学校へ行こうが行くまいがどうってことはない。それはいまのぼくの考えです。うんと深い説明やその考えの背景を、本来はじゅうぶんに説明する必要があるのですがはぶきます。


 

 とにかくぼくの考えの、そのもとの部分はそこにあるのです。ぼくはね、わが子らを、まともに始業式に出席させたことはありませんでした。海や山で遊んでいたのです。そのほうが楽しくて愉快でうんと学べると思ったからです。生き方をね。


 

 

 スポーツ


 

 

 まいにちを外れたところ

 非日常とスポーツ、だから楽しい

 楽しもうよけんかしないで

 やめようよ利用するのは

 それじゃあスポーツになんないよ

          深津 勝

 

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2008-04-14 ノスタルジー

 

             

      

 郷愁なんてものは、郷愁なんてものはぼくにはない。そう言い聞かせています。少しばかり無理やりだけどね。でも、たとえあったとしてもそれはとんでもなく不必要なものです。ぼくにはね。


 

 もちろん風景はべつです。風景とは情景です。情景にはぼくのよい記憶しかないからです。ほんとに都合よくできていてね、じっさいは脳味噌のDドライブにセクト分けしてあるかも知れないけど、でもぼくのお利口プログラムは、そいつらを自動ではずしてくれるのです。いやな記憶をね。


 

 いままでも、たぶんこれからもぼくは前を向くことしかできないでしょう。少しオーバーだけど、それは生きる前提なのです。


 

 それほど思い出を捨て去る理由をね、こぼれるほど、溢れるほど、ぼくはたくさん持っています。それだけはオーバーではありません。


 

 でもね、ちょっと考え方を変えれば、それはそれでけっこういいことかもしれませんよ。


 

 「俺たちの昔はよかった、昔の人は親切だった、昔は会話があった、昔は優しかった」なんてくそ食らえです。昔なんか絶対に帰ってきません。思い出を捨てる理由が大きければ大きいほど、前を向く気持ちも大きくなるでしょ。違うかなぁ。


 

 だからさ、みんなもね、ぼくと同じようにプログラムを組みなおすべきです。方法は?


 

 うーーん、むずかしいなぁ・・・ こんど考えます。

 


 

 

 




 

 いつかはぼくの時代がやってくると思っている

 ぼくの時代はぼくだけのもの

 どうか答えをはやくだしてほしい

 ぼくだけの時代の正解をね

 今日も思っている きのうも明日も

 すぐそこにぼくの時代がたたずんでいることを

 どうか遠慮しないで どうか早くきてほしい

              深津 勝

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2008-04-12

 

           
 

 近くに住む家族・親戚・友人があつまっての夕食。これがなにを隠そうぼくの宴です。えっ、それは普通のただの食事会じゃないかって、まあね、まぁそうともいえます。


 

 けど、それでも、めったにそういった集まりに参加しないぼくだけにね、たとえ我が家でやる小さな集まりでも宴なのです。ここだけの話ですがね、秘密なのですがね、それがけっこう楽しみなのです。


 

 なぜ秘密にするかというと、宴好きで、酒好きで、カラオケ好きのカミさんやその妹たちのことですから、そうでもしないと、我が家は年がら年中宴になってしまう恐れがあるのであります。キケンなのであります。


 

 さてと、今日のそれはね、なんと年に数回開かれる誕生日会を兼ねているのです。スゴイのです。しかしながら欠点もあります。なんと我が家の宴アンド誕生日会は、複数人の誕生日を無理やりまとめてしまうからです。


 

 であるので、ぼくなんかはまだましだけど、なんと2月の末に生まれたヤツのもくっつけちまっているのでね、だからそいつの分は、ずーっと今までオアズケだったのです。


 

 今回はそのかわいそうなヤツとぼくとカミサンの妹の亭主とそれからたぶんケンタクンです。そうケンタクンはもう10歳になりますよ。長老なんです。


 

 さてと、宴なんていっちまったけどね、もちろん傍から見ればそれはただの誕生日会。でもとにかく、ぼくにとっては大いなる宴なのでこれから準備にはいります。なにしろ今日はぼくが握る寿司がメインなのですからね。


 

小人数の、内輪だけの、兄弟とその連れ合いだけの、飼い犬も時々窓から参加だけの集まりなんだけど、でも宴なのです。宴バンザイ。



 


 

真夜中

ギターを片手にテレビを見つめる

白黒のぼくがブラウン管にいた

テレビをぼくが、一人で占領している

見つめられているのはぼくかもしれない

テレビはスイッチが切れているからね

       深津 勝

 

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2008-04-11 四十雀

 

          
 

 梅の木に四十雀のツガイがやってきます。そーっとうかがっていると、なにやら木を突いている様子。何か食べるものがあるのだろうか?あとで見てみようか、なーんて思うのだけど。たぶん後ではこのことを忘れているだろうから、けっきょく確認作業はできないだろうな。まぁ、いいや。


 

 あのね、四十雀はね、ちょっとばかしむかしの話だけど、けっこう思い入れがある鳥なのです。じつはこの住まいに引っ越してきたばかりのころのことだけど、隣地との境となるブロック塀のね、そのブロックの穴の中に巣を作ったのです。


 

 引越し荷物もおおかた片付いたころ、そんなころから感じ始めました。なにやらちょくちょく小さな鳥を見かけるなぁとね。でもってあるとき、ちょうど外を見ていたときだけど、なんと大発見をしたのです。小鳥がブロックの穴の中に入っていったのです。


 

 こいつはけっこう驚きでしたね。えーとですね、ぼくは何を隠そうこういった自然アンド動物アンド未確認物体関係にはけっこう強いのです。だからピーンときましたね。巣があるなって。


 

 そこからが観察の始まりでした。けっきょくそれらはね、なんと雛が巣立つまで続きましたよ。結局4羽の小鳥が巣立っていきました。節目節目にとったビデオは貴重でね。なんんとも我が家・・・ちがうなぼくの宝物の一つとなっています。可愛いんだなこれが。


 

 だからね、それから先ぼくは、我が家に来る四十雀は絶対に連中の子孫だと思うことにしているのです。いや思うだけではないな、絶対そうに違いないのです。だからね連中が来るとただそれだけでうれしいのです。


 

   破壊

 

   パタパタパタパタと飛び立った

   まるで小さな小魚のようだな

   あっちの塀に止まりここっちの電線ですべる

   パタパタよもっと高いところへ

   パタパタよもっと林へ

   うまく飛べないパタパタ見つめる猫をさけてさ

               深津 勝

 

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2008-04-10 ミックス

 

        

      

 遠くまで、どこまでも、延々と続く広野、そんな広がる風景にぼくは見とれて、そしてまた物思いにふける。ビデオを見ながらいつものように、ぼくは心を膨らませるのです。


 

 そんな少しばかり病的な感性がうとましく、そして、だから、何かに向って舌打ちをしました。


 

 対する何かは常に疑問とします。でもほんとは、そんな疑問は、ちょっとした努力で解消できることは知っているのです。けど、だらしないけど、それさえすることができないぼくがいます。臆病なほどに真実を避けているのです。


 

 そうしても、そんなことをしてても、感情は遠ざかりません。はんたいに壊れていく心は確実です。大きなブロックの端から、ぼろぼろとはがれて行くそれは、確実に速度を速めています。


 

 雨の中今日も、傘を差さずに出かけました。帽子の淵から垂れる雨が目を曇らせてくれます。我が家のケンタクンは雨なんか関係ないようです。いつもどおり平然と肩を切って先頭に立ちますから。


 

 正直に言うとぼくはね、いつも、本当は彼に連れまわされていることを自覚しているんです。生まれてから今年で10年目に突入する彼は、けっこう思慮深く、きっとぼくを散歩に連れていってやってるんだ・・・なんて思っているのに違いないね。


 

 じっさいそうなんです。ぼくより彼のほうがよっぽど上手なのですから。





 

 怒り



 

 通り過ぎる人が犬を見て言った「雑種?」

 ぼくは強く手を握り、はき捨てるように「ただの犬」

 きっとびっくりしたでしょうね

 あのね、記憶の端っこにいる友達はみんなミックスでしたよ

 ぼくの育った基地の町、そこは異国でしたよ

 

 友達の多くはね、そう黒や白や黄色や茶色、みんなミックスでした

 それでもね、流す涙は、みんないっしょなんだ、悲しいくらいね。

 通り過ぎる人の背中にぼくは思う

 あなたに何も責任はないんだけど

 あなたには理解する義務などこれっぽちもないんだけど

 でも、すこしだけ知ってほしいんだ

 雑種なんていう言葉に、うんと傷つく人がいることをね

                 深津 勝

 

 

 

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2008-04-09 いつか夢

 

           
 

 昔からの憧れがあります。田舎に住むことです。それはたぶんぼくが都会にしか住んだことがないからです。何も気取ってもの言ってるわけではではありませんよ。純粋に、ほんとに、無条件な憧れなのです。

 もっともね、ぼくが小さいころの東京は、いまの地方都市より田舎だったかもしれません。そう街の風景がね。

 もちろん都市の体裁は、東京にはやはりそのころからありましたよ。ただ街の風景や匂いが、もっと純粋だったのです。

 先日gooポータルサイト)で、昭和38年の東京を、空から2時間近く眺めていました。航空写真地図をね。今でも見ることができますよ。スクロールしてアッチコッチ飛び回れます。楽しいよ。

 ぼくはスーパーマンになった気分で、自分の育った家、通った小中学校、毎週のように野球をやった飛鳥山公園、よく遊んだ西武デパートの屋上などを、じっくりと空から眺めて楽しんだのです。

 あのね、当時の西武デパートには屋上にヘリポートがあったのです。ヘリコプターが飛んだり跳ねたりしていたのです・・・跳ねたりはしないな。飛んだり降りたりしていました。

 でね、けっこうアッチコッチでこの話をするんだけど、だーれも信じてくれなくてね。途方にくれていました。でもね、ちゃんとヘリポートがありましたよ。ドウダッ!てなもんだね。

 このころの東京は美しいと感じたな。家は平屋か2階建でさ、高い建物なんぞいくらスクロールしたって、それこそ新宿だの池袋だの大きな駅のそばにしかありませんよ。エライね。いまの東京はウンコみたいだ。

 

  山手線

 

 茶色の電車はどこへ

 みつけた茶色はお堀の淵を走っていた

 そん次は茶色のヤツ、多摩川の土手を走っていた

 しばらく茶色のウワサは聞けなかったな

 東京がコンクリートで踏み固められたころ

 誰かが高崎のほうで見かけたと言っていた

 茶色の山手線は、油で光った木の床が自慢だったね

 木でできていたんだよ

深津 勝

 

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2008-04-08 吾亦紅

 

           
 

 いい年してぇ・・・なーんて笑われることがけっこうあるけど、ぼくはやはり、いい年だけどいい大人にはなかなかなりきれないのであります。

 いえね、けっしてそのことを自慢しているわけではないのですよ。ただ、ただそんな自分が好きなのです。

 それはそうとこの2日間はけっこうな雨でしたね。雨はいろんなものを流してくれるけど、かたっぽでは地を固めてくれます。

 だからそんときそんときの都合で、たとえ雨が少しぐらい振り続こうと、そこいらを呪うようなことはやめなければいけません。うんと日照りでちっとも雨が降らなければ、それはそれで困るからね。

 昨年の暮れからぼくはいろんなものを流してしまったけど、いろんなものを失くしてしまったけど、それでもそれは量で計るもんではないことに気づきました。いまさらだけどね。

 たくさんのものを失っても、なくしても、ぼくは道端のアスファルトの隙間に一生懸命咲いているタンポポが一輪あれば、差し引きゼロにできますよ。そういう風に考えることにしてるんだね。

 野原いっぱいに咲いているタンポポよりも、そんなタンポポが好きだな。





 

 電話が鳴る

 妹はいつも何かを伝えてくる

 電話

 その何かがわかるのはぼくの能力

 電話

 いつも何かを運んでくる

 電話

 運ばないでほしいものもあるのに

          深津 勝

 

 

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2008-04-06 ごめん!

                    
 

 いやはやなんとも申し訳ないことですが、やはりデザインを戻しました。いえね、そんなに嫌いじゃなかったんだけどね、どうにもサイドをうまく編集できないのですね。

 なもんでヘルプや説明を、それこそアッチコッチをみたんだけど、それでもどうやらオッサンの知識不足や調べ方不足で・・・どうにもなりませんでした。


 

 なもんでデザインを、やはりエイヤットっと気合を入れて戻した次第です。なんともスマンコッテス。

 したがって新しいデザインが大好きで、それでもって新しいデザインを戻すんだったら、もう金輪際キミのブログには立ち寄らないからね。と言う人は・・・どーか気を落ち着かせて、かわいそうな中年男を突き放すようなことをしなでツカワサイ。

 さてと、日曜日も終わり、よい天気も終わり、明日からはまた戦いです。人生は戦いなのです。社会は戦場なのです。武器は知識と体力と人脈・・・なんて友人(数少ない)が言ってました。ぼくには体力しかありません。だから戦場では、ただただ走り回って、動き回って、命を永らえています。


 

  戦場

  遠くの 丘のうえに墓標は 一つだけ

  夕日に染まる墓標は 真っ黒で輝いている

  丘の上の墓標 夕日 必要なんだろうね

  輝く墓標は暖かそうだな

           深津 勝

 

 

 

 

 

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2008-04-05 境い目

       
 

 イロイロナ境があって、そこいらのキチンとした分かれ目がなんだかとても気になる。ということを文学賞をとった女性作家が新聞に書いていた。


 

 ぼくはそれを読んでいて、なんだかとても奇妙な気分になった。奇妙というのは、おんなじようなことをぼくもずっと以前から思っていたからです。


 

 だからといって、とにかくぼくが先なんだから、ぼくのほうが先に思っていたのだから、だからやはりぼくのほうがエライ・・・


 

 なんていう話ではなくてね、つまりぼくが、世間の人々とちょっとばかし違うところの基本がそこにあると思っていたので、なのでぼく以外の人でも、そういうふうな事を思ったり考えたりしていることに、ちょっと不思議な感じを持ったのです。


 

 でも不思議な感じと奇妙な感じはとは違いますよね。ウーン、むずかしいな。ということになると、じゃあキチンと表現するには、いったいどういう風に言い表せばよ9いのだろうか。チョット弱ったな。


 

 まあとにかくその境い目だけど、とりあえずいまはね、冬と春との境い目について、ぼくの中では葛藤が続いていているのです。たとえば3月24日を春の境い目と決めてしまうと、その後にやって来た寒い冬日をですよ、いったいどういう風に説明したらよいのか。困るのですね。


 

 きっとどこかの意地悪人が「キミネェ、キミはこの一両日を、春を宣言した後のこの極寒日を、いったいどう説明するの」なーんてな声が聞こえてきたりしてしまうのです。


 

 だからそこいらはやはり曖昧にしておくほうが無難なのかもしえませんね。ことほどさうように、世の中アレコレの、その境い目決定は、たいへん難しいのです。




 

 ガソリン


 

 ガス欠 環状線 真ん中で停車

 寄り道 探索 あきらめの夜道

 値段 中途半端 どうも勘違い

 下がることは当たり前なのにね

           深津 勝

 

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            変身     4/04

   
 
 ヤッホーっとばかり、おもいきってデザインを変えてみました。気分も変わるかと思ってね。さてとこれで今日から新しく生まれ変わります・・・変われるかな・・・変わってほしいな・・・できたら・・・

 しかーし、やはりなかなか思うようには変われません。あたりまえか。とにかくぼくはそう願ってね、たまたまスカイプでちょっとした打ち合わせをしていた友人(数少ない)にそのことを話すと

 「キミー、あのねぇ、世の中ってさ、そんな単純じゃあないんだかんね」

 「えと、でも、ぼくはね、けっこう世の中は単純なのではないかと・・・」

 「あのねぇ、そこいらがキミの欠点ね。つまりさ、社会は複雑なの。うんとね」

 などと言われてしまいました。

 ぼくはいつもどおり、気に入らないことを聞いたときの通例で、いきなりスカイプをオフにしました。はい。とにかくこの手の議論はたいへん不毛でね、いつだって最後には気分が悪くなるだけですから。

 しかしねぇ、それほどムキになってぼくを諭すほどの会話には・・・どうしても思えないんだけどなぁ。ただちょっと「そんな気分なんだ」っていう話だよ。ちがう?

 どうしてそんなに複雑にするかなぁ、会話を。

 まぁしかし、通話をカットするほど気分を悪くするぼくもぼくだね。いつまでたってもお子様なのです。反省。


 

  変身

  目が覚めたら ぼくはカラスになっていたい

  目が覚めたとき スズメになってたら気絶しよう

  目が覚めても 虫のままだだったら最低だな

  カフカを読むのはやめよう 寝る前に

  目が覚めたとき ぼくは変わっていたいんだ

                    深津 勝

 

 

 

           深津 勝


 

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2008-04-03 携帯

 電話機をまた変えました。ぼくにはめずらしくこまめに変えています。といってもね、1年前にAUからソフトバンクに変えたのを、またAUに戻しただけです。だから1年は経っているのです。

 ぼくはけっこう物持ちが良いほうなので、なのでめずらしくといった表現になるのです。したがって「オイラは3月にいっぺんは替えてんから」などといった連中からみれば、長持ちのほうかもしれませんね。

 電話機はできるだけ同じメーカーを選びました。ほんとはスマートフォンにしたかったんだけど、あいかわず品不足のようで、ほしいものを悠長に待つといったことを、それこそ幼稚園時代からしたことがないぼくには無理でしたね。

 とにかく待つことは大嫌いなのです。いまほしい・すぐほしい・とにかくほしいといった状態なので、納期まで2月掛かりますなどと言われたら、即座に断ります。

 

 まぁ、そんなことを自慢してもしょうがないね。

 新しい携帯電話には、新たになったメンバーが登録となりました。新たにといってもね、たいしてかわったわけではないのですよ。ただ数人を削除しました。そんなことを繰り返しているので、携帯電話のメンバーはだいぶ減りました。

 たぶんそう遠からず、たぶん数年で、ぼくの携帯電話には、指を折って数えることのできる数人が残るだけとなるでしょう。間違いないな。


 

 携帯

 

 指が、いつもより慎重だ

 押すことはとても簡単なのだけどね

 何度か練習をした

 けどこんなにむずかしいとはね

 練習しなけりゃ

 きっと捨てることなんて、なんてことないよ

               深津 勝    

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            中途半端 4/02

   
 

 なんとも身勝手だけど、ぼくは中途半端な桜があまり好きではないのです。

 ぼくの言う中途半端というのはね、桜が一年分の化粧をして、精いっぱい着飾って、それでどうだとばかりに集まる人々にお披露目をした後の、ちょっと悲しい姿です。

 もう少し詳しく言うとね、まず花びらが散っていくでしょ、それからそのあとに茶っぽい小さな葉がでてくるでしょ、その状態です。それがね、ぼくにとってはあんまり美しくないんだな。

 だからね、やはりうんと身勝手だけど、はやいとこ中途半端な花なんぞバーンと全部散ってね、一足飛びに青々とした見事な葉っぱで木をドーンと包んでほしいんです。そう思ってしまうんです。

 

 恋に落ちて

 

 いつも思っている

 だから対象をどうみようと、ぼくは恋をしている

 1年365日、ぼくは恋をしている

 だから毎日いっしょに歩く

 あと何年歩けるのだろうか

           深津 勝


 

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